部班

部班

部班とは

号令に従い先頭に続いて複数人数で同じ運動をする練習法。

一人の指導者で複数人数の練習が見れることと、馬が前の馬についていきやすくなるため、動かしやすくなるという利点を持つ。また、周囲に合わせて動かす必要が有ることから、視野・判断力・対応力面での課題を発見することも出来る。

反面、馬が勝手にやってくれてしまったり、前の馬についていくため切れ込んできたりといった状況に対処しようとする努力・意識がないと伸び悩むことも多い。

練習のために行う場合には、各個騎乗とともに、長所短所を把握して努めよう。

同様のもので特に、演技課目として行われる場合には、供覧部班演技などと呼ばれる。

号令

気を付け(キヲツケ)

前へ進め(マエヘススメ)

前進号令

後へ進め(アトヘススメ)

後退号令

前進後退(ゼンシンコウタイ)

シャウケルと呼ばれる運動。各個に前進後退を続けて行わせる。

歩数を限定するときは「何歩前進、何歩後退」と号令をかける。

分隊止まれ(ブンタイトマレ)

騎馬軍隊などでの号令の名残

実質、『全体/隊止まれ』『全体/隊停止』と同じ。

歩法』進め

歩法』の所に常歩速歩駈歩を入れ、それぞれの歩度での行進を指示する。

単に前へ進めと言われた場合には、常歩で行う。

特に指示がなければ尋常歩度で行い、詰め伸ばしの指示は「歩度を詰め/伸ばせ」の号令を加える。

ex.)歩度を詰め、駈歩進め

斜めに手前を変え

斜手前変換

巻乗り

『順次』と号令がない場合には、各個で行うのが基本である。

半巻

順次と号令がない場合には、各個で行うのが基本である。

右(左)へ前肢旋回

右(左)へ後肢旋回(アトアシセンカイ)

右(左)斜横歩

右(左)へ進め/回転/入れ

これも、特に指示がなければ各個に行うが、順次の号令とともに行われることが多い。

直角に回転する場合の注意点は、隅角通過と同様。

八字に乗れ

八字乗り

通常、縦の蹄跡行進中に実施する。

蛇乗り

列に(入れ)-先頭止まれ/中央にて停止

先頭から順に手前より回転して整列する。

後続者は先頭を追い抜いてから曲がる点に注意。

通常、号令者が長蹄跡を二分する位置に立ち、それにあわせて隊列の中央の一人、ないし二人の間がその号令者の位置に来るようにする。間隔は通常3m

往復手前を変え

往復手前変換

山形に乗れ

山形乗り

屋根形に乗れ

屋根形乗り

輪乗りに入れ

輪乗りの手前を変え

輪乗りを変え

輪乗りを閉じ(閉め)/開け

輪乗りの開閉

休め

往復手前を換え

往復手前変換

菱形乗

主に、供覧部班演技で行われる。

中央線に沿って二列で入り、それぞれが蹄跡に向かって往復手前を変えの運動を行うことで菱型を描く。

左右に(各個)巻乗り/半巻き

同上

中央線に沿って二列で入り、各個運動でそれぞれ蹄跡側に図形を描くように巻乗り/半巻きを行う。

輪乗中巻乗

同上

輪乗りの中で四頭が巻乗りを行う。

車乗

同上

横隊を組んで輪乗りを行う。

中央に近い馬は歩度を詰め、円周に近い馬ほど程を伸ばすことで横隊を乱さないように行う。

渦巻乗

同上

蹄跡から輪乗りを詰めの動きに入り、小さい円周で輪乗りの手前を変え、輪乗りを開く運動から蹄跡に戻る。

部班号令の特別慣例

巻乗り

直径10m以下の円を描くこと。10m以上は輪乗りとみなす。特別の指示がなければ6mを基本とする。

半巻

半径3mの円を半周後、開始場所の9m手前の蹄跡に戻る。特に指示で大きな図形で執り行った場合には半径の3倍の距離手前の地点で蹄跡に戻る。

輪乗り

指示がなければ通常、短蹄跡・長蹄跡あわせて三点に接する輪乗りを描く。二点に接する輪乗りのばあいには通常、中央に(て)輪乗りの指示で、X点を中心として二点に接する輪乗りを描く。

これは、前へ進め、あるいは輪乗りを解いて蹄跡へ入れの指示があるまで輪乗りを続ける。

先頭/先頭より~~

この予令が入った場合先頭の者が署名の行動を起こした地点から同じ行動を開始する。

但し、斜手前変換往復手前変換、山形乗などの運動に関してはこの予令なしに、先頭に従う。


* equestrianグループキーワード:部班