軽速歩

軽速歩

騎乗方法

ポスティングトロット(posting trot)ともいう。

速歩歩法で、運動時に馬と人を楽にするための乗り方。


特に、馬の背の負担を減らし、前進気勢を得ることが重要な目的。

そのため、ごくごくかるい前傾姿勢(馬の前進程度に合わせて決まるが概ね30度程度かもう少し軽い前傾程度をとることが多い)で行われるのが普通で、体を起こすことを意識しすぎて動きに遅れてしまったり、鞍上に落ちてしまうようなのは重大な過失にあたる。

同時に、前傾しすぎて馬が前のめりにトコトコ走って行ってしまう状態や、急停止時などにおける落馬のないように注意しなければならない。


内方後肢の踏み込みを増すのが基本になるため、内方後肢が踏み出すとき(外方前肢が前に出るとき)に立ち上がるのが一般的である。

立ち上がったり座ったりの動作を繰返すが、馬の動きに合わせて行うため、それほど力は必要としない。

鐙上でのバランス(動作に合わせて鐙、位置がほとんどズレない)と上半身が馬とともに前方へ進むこと(肩が動きに取り残されたりしない)が大切になる。

鐙上げであっても、鐙を使わないだけで、同様に馬が動きやすいように同調して正しいタイミングで抜いてあげることで成立する。あくまで、反撞を逃がす形で馬の背の負担を和らげるのが目的となる。

決して、立ち上がること、尻が宙にあることが目的ではないことを忘れない。


扶助は立ち上がろうとするとき(つまり、通常の速歩と同じく内方後肢が地面を蹴る瞬間)にを使うが騎座扶助(体重の扶助)が効かせにくいため馬への影響力は正反撞時のほうが大きい。

そのため、部班運動などの号令でとくに指定がない場合には、輪線運動などを行う場合に軽速歩をやめ正反撞で行うことになっている。

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