ピアッフェ

ピアッフェ

その場で行う速歩

定義

第415条 ピアッフェ

1.ピアッフェは極めて収縮され、カダンスのある、高揚した、その場で行う印象を与える斜対運動である。馬の背は柔軟で弾発力がある。後躯は沈み込む。飛節が活発に動いて後肢がよくエンゲイジメントし、その結果、肩と前肢の可動性が増し、非常に自由かつ軽快な動きとなる。斜対は各々、スプリングと均一なカダンス*をもって交互に上げ下ろしされる。
1.1 原則として、上げた前肢の蹄先は他方前肢の管の半ばまで上がるべきものとする。上げた後肢の蹄先は、他方後肢球節の少し上まで至るものとする。
1.2 頸は起揚してアーチを描き、鼻梁は垂直に下がる。馬は軽くソフトなコンタクトを保ちつつ、柔軟なをもってオン・ザ・ビット*の状態であるものとする。馬体は柔軟でカダンスある調和のとれた動きを示すべきである。
1.3 ピアッフェは如何なる時も闊達なインパルジョン推進力)*によって生き生きとした動きを示し、完璧なまでにバランスのとれた姿勢を表現していなければならない。その場で運動を行っている印象を与える一方、前進傾向が認められる場合がある。これは、騎手からの指示があれば速やかに前進しようとする気構えの現れである。
1.4 ほんの僅かであっても後ろへ下がること、前肢または後肢の不規則な運歩やぎくしゃくした動き、斜対の踏歩が明瞭でないこと、前肢または後肢同士の交叉、前躯や後躯の横揺れ、後肢または前肢が開いてしまうこと、かなりの歩数を前進してしまうことは重大な過失である。

カダンス*やスプリングがなく、性急で左右の高さが異なり、若しくは不整な運歩ピアッフェでは、真のピアッフェと呼べない。

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