コレクション

コレクション

収縮のこと

定義

第417条 コレクション

馬にコレクションをとらせる目的は:

1)騎手の体重が負荷されることで多少とも移動してしまうバランスや釣り合いを改善し、向上させる。

2)後躯を低下させてエンゲイジメントさせる力を養い、これを増強させ、前躯の可動性と軽快な動きを求める。

3)イーズ・アンド・キャリジ*を向上させ、かつ乗りやすくする。

1.コレクションは「肩を内へ」、「腰を内へ」、「腰を外へ」、更に「ハーフパス」(第412条)、そして特にハーフ・ホルト(第408条)を用いて培われる。
2.コレクションは、ライダーが一時的ではあるがしばしば繰り返して騎座を使うことにより、馬の関節を柔軟に屈曲させつつ、後肢を体下にエンゲイジメントさせ、そして多少なりとも静止させた、或いは控えるに向って馬を推進し、このインパルジョン推進力)*が十分に透過するだけの譲りを与えることにより収縮は向上し、達成されるものである。従ってコレクションとは、前進する馬を手綱で押さえて歩幅を狭めることにより達成するものではなく、騎座と両推進によって馬の後肢をより深く体下にエンゲイジメントさせて初めて達成できるものである。
3.しかし、後肢を馬体下へ過剰にエンゲイジメントさせてしまうと、馬体の支持底面が極端に狭められて運動が阻害されてしまう。この場合は四で構成する支持底面に対して馬の背中の線が伸びて盛り上がり、安定が乱されて馬は調和のとれた正しい態勢をとることが困難となる。
4.一方、支持底面が広過ぎる馬、即ち後肢を体下にエンゲイジメントできないか、或いはしようとしない馬は、後躯の活発な動きから生まれる闊達なインパルジョン推進力)と共にイーズ・アンド・キャリジを特徴とする、満足ゆくコレクションを達成することは決してできない。
5.収縮歩度における馬の頭頸の態勢は、当然ながら調教の進度により、またある程度は馬の体型によって異なる。頸は伸びやかに起揚してキ甲から一番高い位置にあるに至るまで体型に調和した自然なカーブを描き、鼻先は垂直線よりやや前方に出ることで特徴づけられる。

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